空き家でワークショップを開催

空き家でのワークショップ

令和6年6月12日、西高屋駅前にある活用を検討中の空き家で、ワークショップを開催しました。

 

今回のワークショップの概要

令和6年6月11日に設立した合同会社「G11」のビジョンならびに事業内容は、過去2回の西高屋まちづくりワークショップおよび月2回のG11会議を経て、定まりつつある。

このことについて、活用を検討中の空き家で示し、大学生および高校生から、率直な意見を最大限に引き出すことで、参加者全員が示唆を得た。

参加者

参加者は23名(G11メンバー10名、ゲスト13名)であった。

そして、ゲスト13名の内訳は下のものであった。

  • 大学生1名
  • 高校生6名
  • 市議会議員2名
  • 東広島市1名
  • マエダハウジング1名
  • 高校教員2名

参加者の感想

参加者全員が1分間程度の感想を述べた。

高校生・大学生の感想

  • はなしているうちに、アイデアがたくさんでてきた。あまり話せない大人のと話ができて楽しかった。
  • この会議に参加できたことを嬉しく思う。ここにあつまったメンバーはすごく個性がつよい。すばらしい。みんなの力が集まったら、すごいことになる。
  • 誘われて参加した。みなさんのような世代と話をする機会はほとんどない。ここを第2の故郷にしていきたい。ここを多世代が輝ける場所にしていきたい。
  • このまえ白市の祭りにいった。500食のやきそばを売った。大学生主体の祭りはいいと思う。僕は友達の作品を味わいたい。
  • 行きたい場所になるためには、おしゃれなことが重要。この建物は、格子がいい。
  • 知らない所にいくときに重要なことは、そこに友人がいること。
  • 上の世代の方と話す機会はほとんどない。今回は、一番、素直な意見をいえた。ここまで意見を拾ってもらえるとはおもっていなかった。今後は、親とも話そうとおもった。今後、このような会議には、高校2年生以下を誘ってみようと思う。

大人の感想

  • 地域のまつりよりも「とうかさん」にいくというものが刺さった。大人が考えたことは、あまり楽しくない。祭りの実行委員会には高校生がいたほうがいい。
  • ヤマトタケルとコナンを戦わせて、ゲームをつくる。未来に大きな夢ができた。
  • 学生さんのやりたいこと。すっと聞けた。自分が考えていないことがあった。お祭りに関しては、出店は学生主体でやったらいいのではないかと思った。
  • 地域でなにかしようとしたときに、学生が参加することが重要。学生のほうが流行をしっている。それぞれ興味がある分野でさまざまなコミュニティができるといいとおもった。
  • 学生がこんなに積極的だとは思わなかった。
  • みなさまの意見が聞けてよかった。色々な意見があると思う。若いひとの意見をきけたことがうれしい。コナンよりも岸社長が携わった「暗殺教室」とコラボしたほうがいい。
  • 学生の皆様がいきいきと意見をする。大人は、その意見を促す。あたたかい場所だと思った。クリエイター事業については、言語や空間を超えることが、重要だと考える。いろいろなところから人が集まって欲しい。
  • 学生さんからすごくいい意見があった。笑顔で話をされているときがすごくいい話であった。ワクワクするようなことをみんなでつくっていけるといい。
  • 白鳥伝説など既存文化の発掘、そして新しい文化の創造。この2つの両輪をまわしていくといい。大人の役割はモノ・カネ・場所を用意すること。学生が塾のように寄り道できる場所になるといい。
  • 市は大学連携でうごいている。裏で様々な取り組みがあることを知っておいて欲しい。みなさまの夢、希望がどんどんひろがっていっている。今日の会場は、オーナー様から「活動に協力したい」とのご好意でお借りしている。ここの地域の皆様から「このままではだめだ」と熱意を感じる。このような場をつくってくれてありがとう。
  • おしゃれじゃないといけない。これがささった。おしゃれは武器になる。
  • クーミーというレゴブロックのようなもの。100種類のセンサーがある。いろいろな実験ができる。例えば、どんなことができるか。母親がちゃんと鍵をしめたかどうかわかる。このように日常生活の課題からプログラミングができる。このスクーミーを、クリエイター構想の場所に設置して、クリエーター構想の一助になればいいと思う。興味を持つきっかけになるのではないか。
  • ささったことは2点。1つ目はおしゃれでなければならない。2つ目は同年代との交流したい、出会いたいというもの。考えてもいなかった。これだから地域の草刈りに、高校生がこないわけだ。地域の大人は、高校生が求める場をつくり、高校生同士の交流をつくりだし、ついでに交流する程度でいいと思った。
  • とうかさんは高校生が多い。ゆかたをきて、楽しそうな高校生が多い。知人が浴衣の着付けサービスをやっているが好評のようだ。
  • 他校の人と話すだけで楽しい。自分が若いころは、そうおもっていた。それを忘れていた。そして、専門家に話をきける場所があるだけでもよい。それに気がついた。
  • デートスポットが重要。大人になると、高校生のころのことを忘れる。知り合いを誘いたくなるような場所を、大人の力を加えて、高校生主体でつくっていくことが重要。
  • 高校で「地域もりあげたいサークル」をつくる。地域と一緒になにかできたらいいと思う。よりみちについては、今後の検討課題。学びの場へのよちみちであれば良いのではないか。生徒には大人から、様々なことを学んで欲しい。そのような捉え方に変えていくことができるのではないかと思う。
  • 高校2年生から「いろいろなコンテストにでたい」という声がある。その中にYouTube甲子園がある。動画編集スキルを学びたいというニーズがある。さらに、YouTube甲子園の中に、「地域のいいところ」を作品にする部門がある。高屋のいいところを、全国の方が目にすることになり、高屋にとっていいのではないかと思う。
  • 今日の体験は、参考にしていきたい。G11だけでなんとかするのでない。G11・大人が土台をつくり、若いひとたちが動くことが重要になる。

まとめ

令和6年6月11日に設立した合同会社「G11」のビジョンならびに事業内容は、過去2回の西高屋まちづくりワークショップおよび月2回のG11会議を経て、定まりつつある。

このことについて、活用を検討中の空き家で示し、大学生および高校生から、率直な意見を最大限に引き出すことで、参加者全員が示唆を得た。